斑鳩・信貴山周辺、葛城周辺
信貴山 朝護孫子寺(しぎさん ちょうごそんしじ)
信貴山真言宗の総本山で、本尊は毘沙門天(びしゃもんてん)です。寅の年、寅の月、寅の日に、山上で毘沙門天を感得した聖徳太子が物部氏討伐の戦勝を祈願したところ、その加護により勝利を得たことから、当地に毘沙門天を祀り、信ずべき貴ぶべき山(信貴山)と名付けたのが起源といわれています。延喜年間(901~923年)に命蓮が再興しました。
境内には、太子の逸話にちなんだ福虎と称される虎の張子が置かれています。本尊の毘沙門天は開運・心願成就の仏として信仰されており、初詣時期や縁日の寅の日には多くの参拝客で賑わいます。正月初寅の日に初寅大法要が、7月3日に毘沙門天王御出現大祭が行われます。
寺宝の信貴山縁起絵巻(国宝)は命蓮の徳行と毘沙門天の霊験を描いたものです。平安時代後期の作とされ、四大国宝絵巻の一つに数えられています。
スポット情報
住所 | 〒636-0923 奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1 |
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電話 | 0745-72-2277 |
URL | http://www.sigisan.or.jp/ |