大和高原・宇陀周辺、飛鳥・藤原周辺
橿原市今井町伝統的建造物群保存地区(かしはらしいまいちょうでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)
江戸時代の町並みが残ることで全国的に知られています。今井町は戦国時代、天文年間(1532~1555年)頃、一向宗本願寺坊主・今井兵部卿豊寿によって建設された、称念寺を中心とする寺内町が始まりといわれています。自衛のために周辺に濠と土居をめぐらし、敵の侵入に備えて見通しがきかないように道路を屈折させるなど、城塞都市の形態が整えられ、東西600m、南北320mの環濠集落となりました。江戸時代には商業都市として大いに栄え、大幅な自治的特権が許され、町掟などによる自治自衛が徹底されました。
現在も大半の町家が、切妻造・平入・前後庇付本瓦葺(または浅瓦葺)を基本とする当時の伝統的様式を保っています。1650(慶安3年)築の今西家をはじめとする重要文化財の町家が8棟、県指定文化財の町家が2棟あります。1993年(平成5年)、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
スポット情報
住所 | 〒634-0812 奈良県橿原市今井町 |
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電話 | 0744-20-1123(社団法人 橿原市観光協会) |
URL | http://www.kashihara-kanko.or.jp/(社団法人 橿原市観光協会) |